報道写真展2011
2011年 11月 16日
別府の立命館アジア大学で開催された報道写真展を観に行ってきました
報道写真なので過激な写真もあることは覚悟をして行ったのですが今回の報道写真展の大賞にもなった夫の家から逃げ出した罰として両耳と鼻をそぎ落とされたアフガンスタンの女性の写真やハイチ地震で10万人以上の人が亡くなり遺体保管場所に子供の遺体を放り投げる男性の写真、メキシコの郊外の道路わきに残された男性の頭部の写真、可燃性の液体をかぶって自らに火をつけ橋から飛び降りた男性の写真など、想像を超える衝撃的な写真に戦慄が走り思わず声をあげてしまいました
そしてあまりの衝撃な写真の数々に映画のワンシーンでは?と錯覚さえ覚えてしまう。。そんな複雑な感覚です
もちろん過酷な「暗」の写真ばかりでなく精一杯たくましく生きている人々を捕らえた「光」の部分の作品もありその全てがこの地球で今現在起こっている実情なんだ、と改めて思いました
その他「スポーツ」「自然」「ポートレート」「現代社会の問題」など部門が分かれていて中にはくすっと笑えるユニークな写真や幻想的で思わず見入ってしまう美しい写真など約60点が展示されています
見終わった後なんとなく言葉を失い複雑な気持ちで大学のキャンパスを歩いていると日本の学生さんがアンケートに答えて欲しかったらしく同行していた姉に「Excuse me.」と声を掛けていました。しかも2度も^^;
姉は尽かさず「アイムジャパニーズ」と返答していて申し訳なさそうにしていた学生さん達が印象的でした
・・・っと、反れましたがそんなかなり見ごたえがありそして色々考えさせられる報道写真展は別府立命館アジア大学にて20日まで開催だそうです。。
by gamushala
| 2011-11-16 01:00
| my life